留学生が停学処分を受けた際の影響は?

以前、留学生が学校を退学したり休学したりした場合の影響などについては、【こちら】で書きましたが、今回は“停学処分”を受けた際の影響などについて書いていきます。
停学の場合、退学とは違ってすぐに留学ビザが失効するまでにはなりません。
しかし、停学処分を受けるということは、重大なルール違反があってのことだと思います。
よって、その後の留学生活にも少なからず影響は出てくるでしょう。

具体的な処分の内容は、各学校によって様々ですが、一般的には停学処分を受けると、在学期間の不足により留年になってしまったり、卒業後の就職活動にもプラスにはなりません。
停学処分により、在学期間に不足が生じることになりますから、留年する危険性が高くなります。
また、多くの場合に停学期間は在学年限に含まれます。
記載の有無は、各学校によって対応が変わりますが、仮に調査書に停学の事実が記載されると、就職活動にも当然影響が出るでしょう。
その他には、授業料の免除や奨学金を受けられなくなる場合もあります。
学校によっては、停学が一定の期間を超えて続き、一向に状況が改善されないと判断された場合は、そのまま退学処分とするケースもありますので、やはり“一時的な処分”として軽く見てしまうのは、危険だと思います。