永住許可要件の“在留期間”も厳格化へ検討
かばしま行政書士事務所
在留資格全般の要件について、大幅な見直しが検討されている中で、政府は最も多い在留資格で全体の23.6％を占めると言われている“永住者”の許可要件も厳格化を検討しているようです。
社会保険料の未納や支払いの遅れがあると、永住許可申請で不許可になる流れは既にあります。
これに加え、更新や変更の際も許可を認めない措置も取る見通しとのことです。
更に、新たな厳格化の情報もニュースに掲載されています。
永住許可の申請時の要件として、“現在の在留資格の最長の在留期間を有していること”というのがあります。
現行法で言う“最長”とは、5年を指しますが、現状では5年でなくても3年の在留期間を有していれば“最長”とみなす緩和措置を取っています。
しかし、今後はこの規定を廃止し、5年の在留期間を絶対的な要件とする方向で検討に入るようです。
実際、3年のビザを取得するのも、決して簡単ではないだけに、5年が必須となると、永住許可の申請希望者にとっては、高いハードルの1つとなるでしょう。
そうなった場合、永住許可の申請者は、減少していくかもしれませんね。
こちらの検討の行方も、引き続き注視していきたいと思います。
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樺島 誠二 / プロフィール
- 申請取次行政書士・樺島 誠二（第24091486号）
- 【行政書士✕プロドラマー】
神奈川の二刀流行政書士・樺島 誠二です。
ビザ申請、帰化申請等の国際業務や、民泊申請をメインに、開業2年目ながら、既に多くの案件を受任。
迅速且つ確実な申請サポートを提供します。
また、沢木優の名義でプロドラマーとしても活動中（Pearl Drums、Vic Firth社のモニターアーティスト）です。
2002年にメジャーデビュー後、レコーディングやライヴのサポート、ドラム講師など…数々のドラム仕事を経験。
2024年3月には、New Yorkブロードウェイミュージカル「WITHOUT YOU」来日公演にてツアードラマーを務めました。
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