民泊運営のブラッシュアップとは?

外国人観光客の急増等もあり、宿泊施設の不足や、既存のホテルの価格高騰などで、注目を集めている民泊。
住宅宿泊事業法(民泊新法)の施行により、従来よりも低いハードルで事業に参入出来るようになったことで、民泊を運営される方も増えています。
しかし、事業者が増えた分だけ競合の問題も浮上している現状もあります。
もちろん、物件の立地なども重要ではありますが、如何に上手くアピールして利用客を獲得するか…これからの民泊運営は、営業面での戦略を練ることも必須だと言えます。
ただ闇雲に始めても、利用客を獲得出来ないコトにはビジネスとしても成り立たないので、運営面にも強い管理業者などと提携していくのも、1つの方法かもしれません。
今回は、それ以外の方法として、自分でも出来る民泊運営のブラッシュアップは?という部分を書いていきたいと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。
■コンセプトとターゲット
ターゲットにしたい客層の世代や国籍など、ある程度明確に絞った上で、宣伝をしていくと効果的かもしれません。
また、民泊物件の特徴や個性も重要かと思います。
物件自体は、普通のマンションの1室だとしても、例えばアクセスが抜群に良い立地であれば、その便利さは最大のアピールポイントになり得ます。
アクセスは不便な山奥でも、温泉宿のような雰囲気など…外国人観光客が好むロケーションなどがあれば、それもアピールポイントですね。
弊所も、民泊申請の相談をよく頂きますが、露天風呂などを設置した民泊施設を計画していらっしゃる方もいて、個人的にも大変興味深く、お話しを伺いました。
■SNSを有効に使う
宣伝と言っても、高い広告費を払って行うものが全てではありません。
今、世の中には様々なSNSがあります。
これらを積極的に活用して、言わば“民泊宿のファン作り”をしていくのも、ひとつの戦略かと思います。
それがきっかけで、メディア等に取り上げられたら、それはかなり大きなアドバンテージになりますよね。
それがメディアでなくても、例えば良い口コミとなって広がれば、それも大きな力になります。
利用客が魅力に感じるトピックを発信することで、効果的なアピールになります。
いずれにせよ、ちょっとした気づきやアイデアを見逃さずに、どんどん取り入れていくことも必要かもしれません。
■ホストの個性や地域性をも活かしていく
特に家主同居型の民泊の場合などは、ある意味下宿に近い感覚がありますよね。
宿泊者が楽しく過ごせるように、その地域ならではのスポットやお店を紹介したり、あとはホストの個性なども売りの要素になり得ます。
宿泊者との交流を通じて輪が広がり、次の集客に繋げていければ、宿の評価も必然的に上がってくるでしょう。
また、施設周辺の地域の方々にも、民泊運営の理解を頂くと共に、ゲストと地域の人々が交流を促進出来るイヴェントやプログラムなどを実施するのもいいと思います。
少し壮大な話しになりますが、結果的に民泊だけでなく、その地域全体で盛り上がっていけば、素晴らしいことですね。
かばしま行政書士事務所では、物件探しや管理業者の紹介だけでなく、こういった運営のご相談も承りますので、お気軽にご相談下さい!!
樺島 誠二 / プロフィール

- 申請取次行政書士・樺島 誠二(第24091486号)
- 【行政書士✕プロドラマー】
神奈川の二刀流行政書士・樺島 誠二です。
ビザ申請、帰化申請等の国際業務や、民泊申請をメインに、開業2年目ながら、既に多くの案件を受任。
迅速且つ確実な申請サポートを提供します。
また、沢木優の名義でプロドラマーとしても活動中(Pearl Drums、Vic Firth社のモニターアーティスト)です。
2002年にメジャーデビュー後、レコーディングやライヴのサポート、ドラム講師など…数々のドラム仕事を経験。
2024年3月には、New Yorkブロードウェイミュージカル「WITHOUT YOU」来日公演にてツアードラマーを務めました。
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