帰化申請の動機書に書く内容とは?

帰化申請の際に、申請者にとって1つのハードルになりがちなのが、この“動機書”
作文が苦手な方にとっては、少々厄介な存在ですね。
帰化の動機書は、審査結果を左右してしまうほどの存在ではありませんが、重要な書類の1つであることは確かです。
ここでは、動機書についてのポイントやルールについて書いていきます。

■動機書の作成ルール
書式や、文字数などは明確に決まっているわけではないので、そこは自由に書けます。
大よその目安にして、A4の用紙に1~2枚とされています。
ですので、極端に短いものや、逆に無駄に長過ぎたりしなければ、問題ありません。
ただ、この動機書に於いては、自筆でなければいけません。
PCで入力したものなどは、不可です。
また、15歳未満の場合は、作成する必要はありません。

■動機書を書く上でのポイント
では、動機書では具体的に、どんなことを書くのでしょう。
法務局のサイトでダウンロード出来る動機書のフォーマットには、下記のように記載されています。
“帰化をしたい理由(例えば、日本に入国するに至った経緯及び動機、日本での生活についての感想、日本に入国した後に行った社会貢献、本国に対する思い、帰化が許可された後において行うことを予定している社会貢献、帰化が許可された後における日本での生活の予定等)を具体的に記載し、末尾に作成年月日を記載し、署名する。”

少し分かりにくいですが、来日してから申請に至った経緯、日本での生活で感じ取った想い、日本社会へ貢献していきたなど…を踏まえながら、“自分が、なぜ日本に帰化したいのか?”という想いを、ストレートに書けばいいと思います。
文書の上手い下手というよりは、読み手に伝わるような熱意が大切かと思います。

かばしま行政書士事務所では、既に帰化申請の案件を複数受任しております。
私自身、現在も音楽系サイトにて連載コラムを担当しておりますが、様々な記事を書くWebライターの経験もあることから、この動機書に於いても、的確なアドバイスをさせて頂きます。
あくまで、文章を作るのはお客様ですが、より“読み手に響く動機書”にすべくサポートしますので、是非!ご相談下さい。