外国人の受入れ制度にも変化の兆し!?

最近、外国人関連のニュースが多い中で、下記のような情報を見つけました。
政府でも、外国人の受入れの基本的な在り方の検討が開始されるようです。
将来的には外国人の受け入れの数の上限設定なども含め、今後に向けて色々と変化が起こるのかなと感じます。
■法務大臣閣議後記者会見の概要(2025.8.29)
※法務省のHPより
https://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/hisho08_00642.html
■外国人の受入れの基本的な在り方の検討のための論点整理
※法務省のHPより
https://www.moj.go.jp/isa/content/001444897.pdf
具体的な例としては…
上記のニュースの中で、具体的にこのような表記もありました。
・「経営・管理」の在留資格の資本要件
現行の資本金額又は出資の総額が 500万円以上等の見直し
⇒2025年(令和7年)中の見直しを目指す
・「留学」の在留資格の資格外活動許可による就労許可の在り方の見直し
⇒2026年(令和8年)度中の見直しを目指す
・「技術・人文知識・国際業務」の在留資格の在り方の見直し
⇒審査体制の整備、運用の改善、要件の見直し等を随時検討
・永住許可制度及び帰化制度の適正化
⇒永住許可制度を所管する出入国在留管理庁と帰化制度を所管する法務省(民事局)に於いて、それぞれの制度利用者の情報等につき相互に連携を強化することを随時検討等、制度の運用状況の継続的な把握とそれを踏まえた検討・対応を要する。
この中で言うと、経理・管理については、既に周知されています。
留学の資格外活動許可については、早ければ来年に。
技人国なども、近い将来で要件や運用に変化が起こる可能性があります。
外国人の受け入れの数の上限設定などは、どういう形になるのか分かりませんが…。
いずれにせよ、遠い将来の話しだけではなく、既に決まっているものや、数年という短いスパンの項目もありますので、引き続き最新の動向に注視していきたいと思います。
樺島 誠二 / プロフィール

- 申請取次行政書士・樺島 誠二(第24091486号)
- 【行政書士✕プロドラマー】
神奈川の二刀流行政書士・樺島 誠二です。
ビザ申請、帰化申請等の国際業務や、民泊申請をメインに、開業2年目ながら、既に多くの案件を受任。
迅速且つ確実な申請サポートを提供します。
また、沢木優の名義でプロドラマーとしても活動中(Pearl Drums、Vic Firth社のモニターアーティスト)です。
2002年にメジャーデビュー後、レコーディングやライヴのサポート、ドラム講師など…数々のドラム仕事を経験。
2024年3月には、New Yorkブロードウェイミュージカル「WITHOUT YOU」来日公演にてツアードラマーを務めました。
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