在留資格“定住者”の種類と、ビザカテゴリー

前回の記事では在留資格“定住者”の種別や要件などをご説明しました。
今回は、定住者ビザの種類とカテゴリーについて書いていきます。
何気に細かく分類されていますので、参考になれば幸いです。

■定住者ビザの種類
定住者ビザには、下記のように5つの種類があります。
また、例外として5種類の定住者ビザのいずれにも該当しない方でも、定住者とみなされるケースもあります。

1.外国人(申請人)の方が日系3世である場合

2.外国人(申請人)の方が日系2世の配偶者である場合

3.外国人(申請人)の方が日系3世の配偶者である場合

4.外国人(申請人)の方が、定住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等のいずれかの在留資格を持つ方の扶養を受けて生活する、未成年で未婚の実子である場合

5.外国人(申請人)の方が、日本人、永住者、定住者、特別永住者のいずれかの在留資格を持つ方の扶養を受けて生活する、6歳未満の養子である場合

■定住者ビザのカテゴリー
そして、この5種類のビザには、カテゴリー分けが設けられています。
どのように分けられているのか見ていきます。
※上記の種類で言う“1.外国人(申請人)の方が日系3世である場合”に関しては、カテゴリー分けがありません。

1.外国人(申請人)の方が日系3世である場合
※カテゴリー分けはありません

2.外国人(申請人)の方が日系2世の配偶者である場合
・カテゴリー1 / 日系2世の方が会社等に勤務している場合
・カテゴリー2 / 日系2世の方が自営業等である場合
・カテゴリー3 / 日系2世の方が無職の場合

3.外国人(申請人)の方が日系3世の配偶者である場合
・カテゴリー1 / 日系3世の方が会社等に勤務している場合
・カテゴリー2 / 日系3世の方が自営業等である場合
・カテゴリー3 / 日系3世の方が無職の場合

4.外国人(申請人)の方が、定住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等のいずれかの在留資格を持つ方の扶養を受けて生活する、未成年で未婚の実子である場合
・カテゴリー1 / 定住者の方が扶養している場合
・カテゴリー2 / 日本人の配偶者等の方が扶養している場合
・カテゴリー3 / 永住者の配偶者等の方が扶養している場合

5.外国人(申請人)の方が、日本人、永住者、定住者、特別永住者のいずれかの在留資格を持つ方の扶養を受けて生活する、6歳未満の養子である場合
・カテゴリー1 / 日本人の方が扶養している場合
・カテゴリー2 / 永住者、定住者、特別永住者の方が扶養している場合

定住者ビザを申請する際には、自分が該当するビザの種類とカテゴリーを、正確に把握しておくことが、とても重要になってきます。
カテゴリーによって、申請の際の必要書類も全く違ってきますので、専門家へ相談されることをお勧めします。
かばしま行政書士事務所では、定住者ビザ申請のご相談、手続き代行もお受けしております。
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